敵は背後より突然襲ってくる。(その2)
漁場の港の横の道を青い海を見ながら歩く。城山公園(明鏡洞)に着く。洞穴をみる。芝生の上で休憩をしたり、舞鶴から来たと言う30歳くらいの夫婦の男性に一眼レフカメラで二人を写してくれるように願って渡したが、なぜか電池が不足か?シャッターが落ちない。妻が持っているこのカメラ(使い捨てバカチョンカメラ)の方が簡単やし、これでどうぞと男に渡して、”シャキーッ”と2枚撮ってくれて終わった。その後、近くに町営国民宿舎であると言う城山荘に入りトイレを借りその後近くの芝生で二人は2回目の芝生のおやつとした。私はパンを食べていた。突然バシーーッと左顔の耳元で大きな音と共に云いわれない大きな衝撃を受けた。咄嗟に目前の物体をなにやら焦点の合わないボヤーツとした目が追いかけるアッ、大きな鳥がなにやら咥えている、メガネ、一緒に居た妻は”トンビや”と叫ぶ、そのトンビの行く先を両手を伸ばして追いかける様をしている私であった。ただただまだ座って!!。 左手で左のほほを触る。血が出ている。当然あの鋭いトンビに爪先で裂傷であろう。食べているパン盗め取れず私が1ヶ月前、大金を支払って新調した大事な眼鏡を取り去って青空高く舞い上がって行ったのだ。妻は当然、心配声と顔をしている。先程トイレを借りたフロントの若紳士にバンソコウなどを頼み治療をすることと成った。私は早速トイレにかけ込み、まず顔を洗う、左顔の真ん中に3ミリくらいの線と唇舌に一箇所、眉毛の左上に一箇所。悪トンビの傷痕である。この明鏡洞の前の芝生の一本松には赤色でのペンキを使って、””バーベキューー禁止”と大きな看板がぶさいくな細い鉄線で縛られているだけのことである。過去多くの町民の方々が被害に有っていると聞く。